2010年01月29日

「恩師の便り」

専門学校時代、お世話になった恩師から、一通のハガキが届いた
「退会、退職のごあいさつ」と書かれたそのハガキには
古希を迎えたのを期に、昨年末を持ち、
45年間在籍したデザイナー協会を退会し
学校の講師の仕事も退職した
恐縮ですがこれよりは、年賀状などを放念して欲しいとのこと
『70歳のゴールに辿り着いたご褒美の
贅沢な余白のフィナーレを楽しみたい』
とのことだった・・・

昨年の秋、珍しくこの先生から一通の案内状が届いた
所属されていた協会のファッションショーのチケットだった
私も資格だけはあるのだけれど、
日々の仕事に追われ、今まで入会はしたことがない
御礼の電話を差し上げたとき、いつでもバックアップしてくれる
こういう受け皿があることを覚えといてやと
恩師らしく優しいお言葉を掛けてくださったのだけれど
急ぎの仕事に追われていてショーには行けなかった
まさかあれが最初で最後の案内状になったとは・・・
とても個性的でお洒落でユニークな発想の転換をされる
まさしくデザイナーの鑑のような方だった

私とキャラがかぶるところがあって
在学中は何となく苦手意識もあったのだけれど
卒業し、更に年月が経ってからは、優しく頼りになるこの道の師でもあった
結婚通知を出したときは、
いの一番に手放しで喜んで下さった方でもあった

最後に結ばれた言の葉は・・・

『最後にもう一度ありがとう、そして、ごきげんよう!』

颯爽とした若き日のお姿が目に浮かんだ
赤や紫の艶やかな花束などお送りしたいと思っている



posted by マロニエのこみち・・・。 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは

良いお話ですね。。。。

私の知ってる業界の方々
その老後は正直のところ「お幸せ」ではないようです

若い頃に、眩しく輝いていた先生たち

風を斬り黒尽くめのドレスに身を包み
表参道を颯爽と闊歩していたデザイナー

両脇に背の高い美しい女性を抱きながら
エレベーターで一緒になるある大手アパレルの社長

私の知っている限り
不幸な老後と言えますし、行方知らずの方も。。。

華やかだっただけに
そのギャップに胸が痛みますが、人ごとでは無いので(笑)

謙虚に
真摯にがんばる事にします!!

Posted by vasenoir at 2010年02月01日 14:21
vasenoir さん

こんばんは♪
そうなのですね;
晩年は幸福でありたいものですね〜(^^;
>謙虚に
真摯にがんばる事にします!!
もう十分に頑張っておられるようにお見受けするのですけれど〜〜(^^;
こんな方には幸福な老後が待っていますよ きっと・・(^^v

>両脇に背の高い美しい女性を抱きながら
なんの何の・・vasenoirさんの周りこそ、いつも美女で溢れていますよね^^
まあ、数のうちで、私のようなちんちくりんもたまにはおりますけどね(爆
はい、私も謙虚に真摯に頑張ることに致します(^^;
いつもありがとうございます♪
Posted by マロニエのこみち・・・。 at 2010年02月01日 22:23
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