2011年05月18日

「被災地の地元紙、そして今・・」

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東京のやまきさんに御願いしてあった品物が届いた
前回は、支援物資のお礼だと、わざわざご近所の美味しい手作りパンを・・・
そして今回は、岩手の地元紙である【岩手日報】の束が、箱のスペースに詰められていた

旅行先で手にしたり、あるいは、宅配便の詰物や底に見つける地元紙は、
思いがけないラッキーな気分でワクワクしながら手にするものだ
でも、今回、被災地となってしまった岩手のこと、
そして故郷の新聞を、こうして入れて下さったやまきさんのご心中を思うと
もうそれだけで熱いものが込み上げてきた・・・

新聞からは、ニュースや情報番組ではわからない現実がリアルに伝わるようで、
地域の方々の体温までが感じられるように思えた
苦しい状況下、未来ある子供たちを気遣い、楽しませようと懸命な大人たちの姿や
90歳を過ぎているのに、受けた恩は忘れないで恩返しをしたいと投書している老婆、
具体的な復興策を提案する働き盛りの男性や、そして真摯な中高生や子供たち
少しでも地域の人たちの支えになりたいと、
足を運んでボランティア活動をする一般人や著名人の姿・・

この中では、地元の出身者である村上弘明さんや、
サッカーの三浦カズ選手と、J2横浜FCのメンバー、
大黒摩季さん、柴俊夫さん、藤原紀香さん、イラストレーターの黒田征太郎さん、
4日間だけのスケジュールの空きを利用して、
東京で支援コンサートを開いたジェーン・バーキンさんや
参加者の寺島しのぶさん、鶴田真由さん、
そして、お疲れの中、用意したスリッパをわざわざ脱がれ、
避難所の方と同じ目線で、温かい励ましのお言葉を掛けられたと言う
今上天皇と美智子皇后のことが取り上げられていた

また、坂本龍一さんなどは、
地元の木材で仮設住宅を作ると言うプロジェクトを立ち上げられたそうで
これだと総コストは約300万円
たまたま、一戸が500万円のプレハブ住宅について、
メーカーの多くが首都圏に本社を置くため
自治体の経費、税収が、全て首都圏に流れているのではという現状を
疑問に思い、危惧しておられた地域の方の投書を見たところだったので
これは素晴らしい取り組みだと思ったり・・・
もちろん、これはたまたま目にした一部のことで、
他にも熱い活動が、至る所で行われているわけだから
人ってなんて温かく、いざとなったら強いのだろうと感動していた矢先・・・

現実問題、やまきさんのお身内や周りの方々は、どうしておられるのか・・・
そしてこれからどうされるのか・・・
気になって伺ってみたところ・・・
本当に現実は、あまりにも厳しくて辛すぎて・・・
お掛けする言葉が見つかりませんでした
ただ、皆様に、何か少しでも幸福な出来事がおこらないかと・・・
それだけを祈るしかないような心境で、昨日から打ちのめされております

とにかくまだ何故か義捐金は届かず、仮設入居は抽選、
入居できた人に、支援物資は届かなくなるというお達しがあったり
今まで一緒に暮らしておられた家族が離れ離れになったりと・・・
家も仕事場も失ったけれど、なんとか命だけは助かった方々が、
これから現実問題、命を繋ぐことができるのでしょうか?
これからの暑い夏を、乗り越えることができるのか・・・

民間からおこる熱い思いと、それをくみ上げるべき国や自治体の温度差が
あまりにもありすぎるように感じます
それでも不満を言わず、明るく前向きに生きようと
懸命の努力をされている被災地の皆様・・・
東京の水は放射能で汚染されていると(いう誤報を)聞き
自分たちの水の調達もままならないのに、
わざわざ東京に住むやまきさんに水を送られる程、善良な方々・・
そんな身内や故郷を思い、地元紙をわざわざ取り寄せ
情報を集めておられる切ないお気持ちを思うと
こちらまで胸が締め付けられる思いで涙がこみ上げて来ます

また、益々深刻な原発問題、地域住民の方々や、
現地で身を犠牲にしてまで働く人々
そして更に今回のことで、またもや置き去りにされてしまったはずの
北朝鮮拉致家族の方々を始めとする各々の被害者の皆様方・・
どの方のことを我が身に置き換えても、
辛くない方は一人としておられません!

私に財力と知恵があれば今すぐにでも
飛んでいって復興のお力になりたいところですが
日々の仕事と生活だけに追われる無力な身・・
せめてこうして発信することで、自分自身の気持ちを慰めています



posted by マロニエのこみち・・・。 at 10:28| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュースにまつわる・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございます。
新聞はきっと受け止めてくれるだろう・・・と思い
詰めさせていただきました。

義援金についても支援物資についても
言いたいことは山ほどあります。
仮設も阪神の時の反省からコミュニティを分解しない形で・・・と言われている割には、機械的に抽選していて
みんなバラバラになるようです。
そして市役所職員や市会議員が先に入居している事実もあります。
それでも「福島の人を思ったら私たちは幸せ」と言い切る人がたくさんいます。
そして「海を憎めない」とも・・・
市場が復興したら
「岩手の魚をたくさん食べてもらいたい」と言う若い人がいので、ぜひ楽しみに待っていて欲しいと思います。
Posted by やまき at 2011年05月18日 13:28
やまきさん

おはようございます
岩手日報の新聞、とてもうれしかったです
身内になれたような、少し近づけたような、そんな気がしました
職員、議員の話はひどいですね
正直者が馬鹿を見るという言葉が思わず浮かんできましたが
恥ずかしくないのでしょうか
私は川の近くで育ったので、川を見ると畏敬の念と親しみを覚えます
海を憎めないという言葉はわかるような気もする反面
私はまだ川からひどい仕打ちはされていない訳だから
自分や身内がもし同じ目にあえば、どんな気持ちになるか想像はつきません
それでも海を敬い、愛する海の町の人々・・・
その心の広さ、素晴らしいと思います
張り詰めていた気持ちも、そろそろ疲れを覚える頃かも・・・・
辛さをぶちまけて楽になさって下さい
皆様の幸福を祈っています
Posted by マロニエのこみち・・・。 at 2011年05月20日 09:40
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