2012年05月01日

「理想の上司」

先日も書いたように、引き続き【カエルの王女さま】に『はまって』いる
初回の期待を裏切らないまま、先週の木曜で三話が終わった
益々内容は濃くなり、ドラマの深みに引き込まれる一方で、
その内容のみならず、ついに天海祐希さんの魅力の虜になってしまった

今まで好きな女優というのは、小津映画など古の方々ばかりで
それ以降は、桃井かおりさん、松坂慶子さんの
出演されている映画やドラマはよく観たが
その後、同世代や若い人で、特にこの人が・・という方はいなかった

天海さんも、今までそれなりに出演されている作品は観たけれど
特に好きでも嫌いでもなく、ステキな人だなぁ・・程度のものだった
でも、今は、役なのか、天海さんご自身なのかわからないほど
特にあの役の中の天海さんに魅せられているのである

ある調査によると、【理想の上司】の女性一位は
3年連続で、天海祐希さんだということらしいが
確かにこのドラマの天海さんのような上司がいたら
自分が男性の部下であれ、女性であれ、その下で死ぬほど仕事がしたい
一緒に仕事の辛さや喜びや達成感を分かち合って
少しでもいい成績を収め、褒めて欲しい

もし私が仮に男性で、部下に天海さんがいたとしたら
時々飲みに連れて行って、仕事の熱い話をしたり
もしも万が一そんなチャンスがあれば
一度くらいは不倫したいなどと、不埒なことを思ってしまう程である(笑

その天海さんの役どころ・・・
かつてミュージカルスターとして活躍し、渡米するものの、日の目を見ず
建前はブロードウェイの舞台に、日本人で初めて立った
伝説のスターとなっているが、実はそれも代役で一度限り・・・
年齢は40歳で、オーディション仲間である若いアメリカ人の
女の子たちからはいつも馬鹿にされていた
しかも所属していた事務所のボスに、首を切られたばかりで
かつての恩師から雇われた、故郷のコーラスグループを建て直すという今の仕事を
完璧にやり遂げてここを踏み台にするしか手立てのない、
背水の陣に立たされた行き場のない独身女性なのである

任されたチームの面々はいずれも曲者ぞろい
独裁者などと言われながら、強引なまでの行動力とパワーで
今まで培ってきた経験を活かし、指導していく
チームの再建のためには手段を選ばず、
ときにはメンバーをギリギリまで追い詰めて挑発したり
相手が誰であろうが、立ち向かっていく勇気も持ち合わせている

しかしながら天海さん演じるこのコーチ、一見、ドライでワンマンに見えながら
実にメンバーの個性や性格をよく見抜いていて
提案した意見や、会話の中から、ちょっとしたヒントになる一言を拾っては
いいと思えば取り入れる柔軟さも持ち合わせている
全体やバランスをよく把握していて、判断力、プロデュース力
人を使う能力が素晴らしい・・・

厳しいことを言われても、最後には皆が付いていくのも
このコーチの奥には、歌が好きでたまらないという純粋な気持ちがあり
かつては夢と希望を抱き、期待を背負って未知の土地に旅立ち、
そこで味わった栄光や挫折を糧に、更に前進しようとするパワーがあること
決して弱音を吐かず、人の痛みもわかりながら
上辺だけの優しさで甘やかすことなどはしないで、
厳しさに耐えさせて能力を引き出し、
そこから得られる達成感を与えるために、叱咤激励していること
しかもユーモアがあり、たまに見せる天然さも魅力であるetc・・・
本当に、理想の上司そのものなのである

この天海祐希さん、宝塚時代のことなど調べていたら
やはり常人ではない枠にはまらない器の持ち主で、
誰もが認める特別なスターであり、
ドラマ内でも、宝塚で培った素晴らしいダンスや歌が毎回披露されている

ドラマのキャスディングも、個性的で芸達者なメンバーのほかに、
岸部一徳さん、濱田マリさん、そして、かつて私のエッセイを
朗読して下さったことのある元劇団四季の、久野綾希子さんが
脇をしっかり固めている
小泉孝太郎さんも、なかなかいい味を出している

posted by マロニエのこみち・・・。 at 11:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画・テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今のドラマは見ていませんが、
天海さんの存在感は何を演じても際立っていて
ついつい注目してしまいます。
たぶん「平凡な主婦役」とかは向いていないと思いますが…
理想の上司、というのはよくわかる気がしますね。
でも部下に持つのは…ちょっと扱いが難しそうだなぁ^^;
Posted by NIJO at 2012年05月01日 21:00
「理想の上司」というので期待して読んだら、どうも私のことではないようですね(笑)。
自分が上司という立場になってみると、単純ミスを連発する部下に向かって「なんでこんなこともできないんだ!」と叱り飛ばすのはいけないとものの本に書いてありますし、誰かを褒めてえこひいきしていると思われるのも嫌だし、なかなかストレスが溜まるものです。
私にとって理想の上司は、やはり自分にはない「人徳」を持った人ですかねぇ。これがなかなかいなくて……。
Posted by ギャンブラー at 2012年05月02日 12:50
NIJOさん

こんにちは♪
いつもありがとうございます

>何を演じても際立っていて
ついつい注目してしまいます。

NIJOさんもそう思われますか
この方を嫌い・・って言う方ってあまり聞きませんね^^

>ちょっと扱いが難しそうだなぁ^^;
確かに・・(笑
トップにしか向かない人っているのかもしれませんね^^
Posted by マロニエのこみち・・・。 at 2012年05月05日 19:18
ギャンブラーさん

こんにちは♪
いつもありがとうございます
コメント頂いた時間をチェックしたら12時50分
お仕事中になんて、ギャンブラーさんの部下に言いつけてやろうかと思いましたが
お昼時間ですね
お弁当を食べ終わったところっていう感じなんでしょうか
ところで、ギャンブラーさんの寸劇(笑)のシナリオには
ギャンブラーさん〜〜んって黄色い声で追いかけてくる若い女子社員しか出て来ないので
これって妄想?なんて思ったりしているのですが・・・(笑
でも、勤め人生活辞めたら、当時のことって妙に懐かしくなるものですよ
ストレスも溜まるでしょうが、せいぜい楽しんで下さいね^^
Posted by マロニエのこみち・・・。 at 2012年05月05日 19:24
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「理想の上司」というので期待して
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うーん(ーー;)
オジサンは思い上がりが・・・。

小津映画と聞いて「東京物語」とか「原節子」、「彼岸花の田中絹代」と反応してしまう私は、ガイジンの片隅にもおけない奴かもしれないです。
Posted by Nastassja at 2012年05月07日 03:04
Nastassja さん

こんにちは♪
いつもありがとうございます!

>うーん(ーー;)
オジサンは思い上がりが・・・。

本当ですよね
私も同じことを思いました(^^v

それにしても、Nastassjaさんはお若いのに
古の名作をよくご存知で感心ですね!
今日のブログにも書きましたが、この頃は毎日のように
【お早う】を観ています
昭和の文化住宅、服装、人々の佇まい、会話等々・・・
あまりのマニアックな感動に震えます(^^;
Posted by マロニエのこみち・・・。 at 2012年05月08日 11:20
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