2007年08月25日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・晩夏編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・晩夏編】

さて、あなたは何曲歌えますか???

岩崎宏美【熱帯魚】
安西マリア【涙の太陽】
夏木マリ【絹の靴下】
山口百恵【ひと夏の経験】
山口百恵【イミテーションゴールド】
郷ひろみ【誘われてフラメンコ】
南佳孝【モンロー・ウォーク】
来生たかお【気分は逆光線】
石川セリ【八月の濡れた砂
あおい輝彦【センチメンタルカーニバル】
平山三紀【真夏の出来事】
森山加代子【白い蝶のサンバ】
渚ゆう子【京都慕情】
荒井由実【朝陽の中で微笑んで】
チェリッシュ【ひまわりの小径】
松田聖子【夏服のイブ】
薬師丸ひろ子【Woman】
ジョー山中【人間の証明】
小椋佳【盆帰り】
加藤登紀子【鳳仙花】
郷ひろみ&樹木希林【お化けのロック】
サーカス【Mr.サマータイム】
サーカス【フィーリング】
研ナオコ【夏をあきらめて】
小柳ルミ子【星の砂】
山本リンダ【どうにもとまらない】

プールから出た後の、滴り落ちる水滴を温ませる太陽・・・
夏季合宿の休憩中、寝転んでいた部屋に、
ラジオから流れてきたアイドルの歌声・・・
日なたのような畳の匂い・・・
しましまの新しいTシャツを着て自転車に乗ったあの日
すれ違ったちょっと気になる同級生の男の子・・・
風、トウモロコシ畑、ひまわりの花・・・
軽井沢を舞台にした美しい詩や小説に憧れたあの頃・・・
夏の終わりの、もの哀しいようなあの思い・・・

どれもこれも、少女だった私の昭和の思い出
どんなときも、いつも心の中に、歌が流れていたあの頃・・・
ふぅ・・・浪漫だなあ・・・(ため息)


・・・例により、徒然に増殖中・・・♪





posted by マロニエのこみち・・・。 at 00:16| Comment(8) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

【続・追悼…阿久悠さん】

昨日のNHKテレビ、午後10時から
【プレミアム10・ありがとう阿久悠さん】

観ましたよ もちろん観させていただきましたとも・・・
観ない理由が見つかりません
その先の、ニュースウォッチ9から、久しぶりに、
延々とTVに釘付けになっていました

ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昭和のあの時代が、鮮やかに蘇ってきました・・・

昭和40年代の紅白歌合戦のVTR
(以下、敬省略・・・)

司会は【佐良 直美】
歌っている女性歌手の映像・・・
【岩崎宏美】【森昌子】【桜田淳子】【伊藤咲子】【都はるみ】
【ペドロ&カプリシャス】【ピンク・レディ】【山本リンダ】
【石川さゆり】【 石野真子】【八代亜紀】【和田アキ子】・・・

そのバックで応援されているのは・・・
【ちあきなおみ】【西川峰子】【ザ・ピーナッツ】
【山口百恵】【水前寺清子】【島倉千代子】・・・

歌う男性歌手・・・
【新沼謙二】【堺正章】【尾崎紀世彦】【西城秀樹】】【小林旭】
【五木ひろし】【森進一】・・・

そのバックに【千昌夫】そして【三波春夫】【村田英雄】両御大・・・

ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まさしく昭和のお顔です・・・

そして更に【Char】様【沢田研二】様の映像まで・・・

ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
皆様、お若くて、お美しい・・・

本当に、阿久悠さんの歌詞による歌謡曲と共に
思春期から今日までを歩んできたんだなあと、
涙なしで観ることはできませんでした

そして改めて思うに、
あの頃は、アイドル歌手と演歌歌手の全盛期だったのですね
今、『アイドル』と言われても思い浮かばないし、演歌も衰退
本当に、いい曲が多かったんだなあ・・・って
今更ながらに思います・・・

少し前に、森昌子さんが再デビューされたとき
ここに揚げた懐かしの面々が、まるで同窓会のように
泣いていたのをTVで観ました
でも、あの感覚、理解できます

昌子さんが復活したことの喜びもあるけれど
それ以上に当時の自分のこと、仲間、あるいはライバルと
共に過ごした過去の、濃密で過酷な、
でも充実していた若かりし日々を、
思い出すからではないのでしょうか

いわゆる同志、戦友、同じ釜の飯を食べた仲間の感覚・・・
今日、VTRを観ていても、観客である私までが
そんな気持ちになりました

【時代おくれ】【あの鐘を鳴らすのはあなた】
この素晴らしい阿久悠&森田公一コンビによる名曲も聴く事ができ
そして【青春時代】では、ついに
【森田公一とトップギャラン】登場・・・

『ああ・・・やっぱり私、この人、好きだわ・・・』
と改めて思った私は、やはり開き直って、
例の一覧表の、音楽界に
【森田公一】と入れるべきなのかもしれません・・・(^^;

同じスタ誕審査員であったゲストの都倉俊一先生が
穏やかに年をお召しになられていて驚きました
それにしても、話し方、表情が、
石●都知事にそっくりなのにも驚きました
ハイソ&ブルジョアジーなお方は、
皆様同じ喋り方&表情をなさるのでしょうか・・・??


美しい日本語で、時代が求めている感覚を表現し
多くの日本人の心に素晴らしい記憶を刻んで下さった、
偉大なる作詞家、阿久悠さんのご冥福を、
改めてお祈り申し上げます・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 01:48| Comment(14) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

「24歳の夏の日のこと…Bチェッカーズと妹」

さて、服の仮縫いモデルになってもらった妹は
私と10歳離れている
小さい頃から他の兄弟とは、少々毛並みの違った子供だった

私が家を出るため、妹たちと別れたのは6年前
当時、この妹は、まだ8歳の子供だった
久しぶりに妹に出会った私は驚いてしまった
髪は男の子のようにツンツンにカットしているし
武者人形のように凛々しくていい形をしていた眉も
細く剃られていて、どう見ても『ツッパリ』だった

姉妹の中でも一番ボーイッシュな顔立ちだから
セーラー服を着ていなければ、男の子と見間違いそうだった

ふと見ると、なにやら木のようなものを削っている
『それ、何してるの?』と聞いてみると
『ドラムのバチを作ってる』と言うのである
何でもブラスバンドのようなものに入っていて
練習用に作っていると言うことらしいが、
そんなものが果して実用できるのか、私にはわからなかったが…

姿を見たときは、不良のようなことになっているのかと
少々心配したけれど、言動や感性は純粋だった

髪の毛も、自分でカットしているらしい
面白いことをするものだ・・・

私は6人兄弟の一番上なので、そして妹や弟が
まだ子供のうちに別れているので
久しぶりに再会したこの子達が、
各々個性的に育っているのを見るのも面白かった

製作も滞在の大きな理由ではあるけれど
久しぶりに、この子達と一緒にいたい
そんな思いの方が強かったかもしれない・・・

アルバイトが終わり、家に帰ってくるのはいつも5時頃
その後、家にいる妹を捕まえては服を作った
バイトがないときは、終日家で製作をしているのだけれど
間、気分転換に、少し音が聴きたくなった
妹の使っていないカセットデッキを貸してもらい
何か聴くものはないの?と聞いてみたら
『姉ちゃん、これいいよ』と言って貸してくれたのが、
当時流行していたチェッカーズのカセットだったのである

内心、『なんだ・・・これしかないのか』
と思ったけれど、せっかくなので申し訳程度に聴くことにした
がしかし、これが案外いい曲が詰まっていたのだ

次の日、『この人たちの曲、他にはないの?』と聞くと
笑いながら3本ほどのテープを貸してくれた
以来、仮縫いのときは、
『名曲集聴こうか』と言いながら
二人でチェッカーズの曲を聴いていたのである

先日の、「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・盛夏編」に、
他の曲よりも少々新しいチェッカーズが入っていたのは、
そういう所以なのだった

子供の頃、まだ繁栄していた旧街道に私の実家は建っていて
バスの停留所も家の前にあった
祭りの日は仕出屋のオジサンの声で目覚め、
普段は定期的に通りを通るバスの、
『ボオ・・・』という音で時刻を知った

家の前にある田んぼの緑の稲に、
お遍路さんの白い装束が美しく映え
鈴(レイ)のなる音が心地よく響いた・・・

そんな幼い頃から慣れ親しんだ、そして家を出てからの6年間で
忘れかけていたのどかな情景が、身近にある毎日・・・

6年前はまだ子供で、相手にもならなかった弟や妹たちと
今度はほとんど対等に、
そして知らないことも教えてもらえることの新鮮さを楽しみながら、
チェッカーズの歌を聴いて過ごしたあの夏の日々・・・

そして、あの夏のことを思うたびに、
妹が真似していたメンバーの、若かった姿を思い出すのだ

メンバーの1人は既に故人
そして一時マスコミを賑わせた不仲説など、時の過ぎるのは残酷だ
あの夏、毎日利用した親しみ深い国鉄バスは
その後、本当に廃線となり、そして国鉄は、JRと名前を変えた

あのとき、そろそろ8月も終わるから、
本腰をすえて服の仕上げにかからなくてはならないからと
『今日でアルバイトは終わりなの』と言った日・・・

『ワシはこの先もずっと、このバスに乗っているから、
いつかお前が帰っているのを運転席で見つけたら、
いつでも警笛を鳴らしてやるよ
頑張ってデザイナーになるんだよ!』
と言って励ましてくれ
バスを降り、振り向いた陽炎の向うから
エールの警笛を鳴らしてくれたあの運転手さんは、
その後、どうして今どこにいるのか私は知らない

でも、当時つっぱりだった妹も、今では二人の子供の母となり
体格も当時の2倍はありそうなくらいの肝っ玉母ちゃんとなり
先日帰省したときには、新しく買った家でご馳走をしてもらった

残酷だけれど、その時々の楽しさも与えてくれる
時というものに、感謝もしているのである

posted by マロニエのこみち・・・。 at 19:24| Comment(6) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・盛夏編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・盛夏編】

さて、あなたは何曲歌えますか???
〜〜〜〜〜A面●都会の哀愁●〜〜〜〜〜

プレイバックpart.U【山口百恵】
横須賀ストーリー【山口百恵】
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ【ダウンタウン・ブギウギ・バンド】
欲望の街【ダウンタウン・ブギウギ・バンド】
ダンシング・オールナイト【もんた&ブラザーズ】
大都会【クリスタルキング】
め組のひと【ラッツ&スター】
ランナウェイ【シャネルズ】
勝手にシンドバット【サザンオールスターズ】
東京ららばい【中原理恵】
私だけの十字架【F・チリアーノ】


〜〜〜〜〜B面●青春の歌声●〜〜〜〜〜

さらば涙といおう【森田健作】
友達よ泣くんじゃない【森田健作】
夕日が泣いている【ザ・スパイダース】
サザエさんのテーマ
私は忘れない【岡崎友紀】
あなたの心に【中山千夏】
ありがとう【水前寺清子】
柔【美空ひばり】
太陽がくれた季節【青い三角定規】
ふれあい【中村雅敏】
帰らざる日々のために【いずみたくシンガーズ】
ここに幸あり【大津美子】


〜〜〜〜〜C面●永遠の昭和のアイドル●〜〜〜〜〜

夏ひらく青春【山口百恵】
17才【南沙織】
純潔【南沙織】
ひとりじゃないの【天地真理】
恋する夏の日【天地真理】
瀬戸の花嫁【小柳ルミ子】
情熱の嵐【西条秀樹】
裸のビーナス【郷ひろみ】
花とみつばち【郷ひろみ】
憎みきれないろくでなし【沢田研二】
空に太陽がある限り【にしきのあきら】
ひまわり娘【伊藤咲子】
イルカに乗った少年【城みちる】
処女航海【優雅】
ダンデライオン【原田知世】
愛情物語【原田知世】
ギザギザハートの子守唄【チェッカーズ】
星屑のステージ【チェッカーズ】


〜〜〜〜〜D面●ニューミュージック●〜〜〜〜〜

君は天然色【大滝詠一】
恋するカレン【大滝詠一】
夏休み【吉田拓郎】
夕立【井上陽水】
心の旅【チューリップ】
虹とスニーカーの頃【チューリップ】
夕暮れ時はさびしそう【N.S.P】
君の誕生日【ガロ】
怜子【中島みゆき】
海鳴り【中島みゆき】
あざみ嬢のララバイ【中島みゆき】


いやはや・・・
今回は絞り込めませんでした
7月から10月あたりに似合う曲は、いい歌が多すぎます
これでもまだカットしました

ということで、盛夏編・特別版は、LP2枚組です
何で収録されていないの?という夏の歌は、
8月に編集されている可能性もありです・・・

・・・例により、徒然に増殖中・・・♪

posted by マロニエのこみち・・・。 at 20:41| Comment(10) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

「裏切りの街角…徳島・昭和の街風景」

先日の「昭和歌謡・梅雨編」に入れた
甲斐バンド【裏切りの街角】の
切ない歌が流行ったのは、中学の頃だった

あの歌を聴くと浮かぶのは、故郷、徳島の駅ビル西隣に
今は綺麗に整備され、そして【徳島のアキバ】という
別名もあるらしい【ぽっぽ街】という
小さなアーケード街での思い出である

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10歳頃まで、単身赴任の父とは別居していたが
月に一度、徳島の繁華街で待ち合わせ、会うのが習慣になっていた
新しく買ってもらったお気に入りのワンピースに、
少々かぶり心地の悪い帽子を合わせ
東新町の華やかな街を歩き、
【丸新百貨店】の最上階のレストランで、
窓の外の赤いアドバルーンや、眉山や、椰子の木や、
車と人の行きかう眼下の街の景色を眺めながら
お子様ランチをご馳走して貰うのが楽しみだった

父と一緒に住むようになってからは、一緒にではなく、
一人で出かけることのほうが多くなったけれど、
やはりその時々で一番のお気に入りのスカートをはき
新しいサンダルを履いて、浮き浮きしながら出かけたものだ

新町橋を渡るときの、潮と木と苔と、あるいは
昭和の高度成長時代独特の、ドブやガソリンの入り混じったような
あの匂い、風が・・・
そして阿波踊りという年に一度の行事のある独特の土壌が

鳥居龍蔵、中原淳一、瀬戸内寂聴、立木 義浩、鎌田 敏夫、
尾崎三兄弟、柴門ふみ、竹宮 惠子、
あるいは三代目・田岡一雄組長や、大川 隆法、中ピ連の榎 美沙子
(全て敬称略)等々・・・

といった良きも悪しきも、その時代や文化、分野をリードしてきた
先取の気性に富む、激しく個性的な面々を輩出したのかもしれない

そんな憧れの街であった東新町商店街と違い
ポッポ街は、戦後のドヤ街が成長したような、
少し雑多なアーケード街だった

そのポッポ街の中にある
とあるお好み焼き店に連れて行ってくれたのは、
父が家に帰ってきてから行き来するようになった小母さんだった

大きな土建会社の奥さんで、小父さんはニコニコと温厚そうな人だった
小母さんは、いつも華やかな風情をして、
色白のぽっちゃりとした、大柄で派手な人だった
単身赴任中の父を、ご主人共々、
弟のように可愛がって下さった方らしく、
私も何度かその大きな家に招かれた

何故なのか思い出せないけれど、その日は小母さんと二人だった
市内の大きな病院に入院していた弟の見舞いだったかもしれない
お好み焼き屋さんに行ったのも初めてだったし、
ポッポ街にも馴染みがなかった
『美味しいか?』と私に尋ねるその言葉には、
聞きなれない大阪なまりがあって、
その小母さんの経歴も知らなかったけれど
徳島の人ではないような気がした

食べ終わった後、バックの中から、コンパクトを取り出して
真っ赤なルージュをひきはじめた・・・
化粧っけの全くない母に育てられた私は、見慣れないその動作と
小母さんのほてったような白い肌から立ち上る粉っぽい香りが
お好み焼きのソースの匂いと混じり、
中学になったばかりの私は何かドキドキし、
『はい・・』と、小さな声で頷くだけだった

そんなとき流れてきたのが、【裏切りの街角】だった
普段ラジオで聴いていたその曲だけが
居場所のないようなその場の空気を救ってくれたようで切なかった

高校に上がったときも、まだその一家との付き合いは続いていて
入学祝には、当時発売されたばかりの大きなシステム机を頂いた
分不相応なような気持ちとうれしさが混じった妙な気持ちだった

それからだいぶ経って、その小母さんが、
酔って深夜に家に乱入してくるという椿事があった
いつもは悠々と偉そうな父が、そのときは妙に逃げ腰だった
大人たちに何があったのか私にはわからなかったし興味もなかったが
大人とは不思議なものだと思ったことは覚えている

その後、小母さんは、ぷっつりと来なくなり
その一家との付き合いもなくなってしまった

ちなみに東新町商店街で買ったはじめてのレコードが
以前記事にした【ふれあい】であり
この二曲は、いつも私の対極にあり、いつ聴いても切なくて懐かしい

バターと卵の甘い香りの漂うレストランのある
憧れの【丸新百貨店】は、平成7年に閉館した
新町商店街にも、しばらくは行っていない
ポッポ街は駅から入口を見るだけであり、
思春期だった私も、当時の小母さんの歳を越えたかも知れない
街の様子も人も、刻々と変わっている

posted by マロニエのこみち・・・。 at 12:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・梅雨編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・梅雨編】

さて、あなたは何曲歌えますか???


雨【三善英史】
せんせい【森昌子】
しおさいの詩【小椋佳】
白い一日【小椋佳・井上陽水】
ふれあい【中村雅敏】
傘がない【井上陽水】
下宿屋【森田公一とトップギャラン】
結婚するって本当ですか【ダ・カーポ】
たどりついたらいつも雨ふり【ザ・モップス】
雨音はショパンの調べ【小林麻美】
雨の御堂筋【欧陽菲菲】
中の島ブルース【内山田洋とクール・ファイブ】
長崎は今日も雨だった【内山田洋とクール・ファイブ】
柳ケ瀬ブルース【美川憲一】
あの鐘を鳴らすのはあなた【和田アキ子】
オレンジの雨【野口五郎】
赤ちょうちん【かぐや姫】
雨の物語【イルカ】
裏切りの街角【甲斐バンド】
雨がやんだら【朝丘雪路】
ミルク32【中島みゆき】



前に一度、雨の日に福岡のひなびた喫茶店で、
モーニングコーヒーとトーストを頂きながら
マスターのかけている井上陽水さんのカセットテープを
聴いていたのが心地よかったということを書いたことがあるのですが
雨の日に、陽水さんは似合いますよ
【白い一日】(作詞・小椋佳・作曲・井上陽水)
は、小椋佳さんのボーカルのほうが有名だと思うのですが
井上陽水さんの歌も最高ですよ〜♪

・・・例により、徒然に増殖中・・・♪

posted by マロニエのこみち・・・。 at 23:58| Comment(16) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・風薫る五月編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・風薫る五月編】

さて、あなたは何曲歌えますか???

塚田三喜夫【5月のバラ】
布施明【君は薔薇より美しい】
伊丹幸雄【青い麦】
寺尾聡【ルビーの指輪】
天地真理【若葉のささやき】
渡辺真知子【唇よ熱く君を語れ】
沢田研二【憎みきれないろくでなし】
岸田智史【君の朝】
仲雅美【ポーリュシカ・ポーレ】
加山雄三【旅人よ】
GARO(ガロ)【君の誕生日】
ジュディ・オング【魅せられて】
加藤登紀子【美しき五月のパリ】
安奈 淳【白ばらのひと】
かまやつひろし【我が良き友よ】
チューリップ【心の旅】
小坂明子【あなた】
アグネス・チャン【草原の輝き】
チェリッシュ【てんとう虫のサンバ】
山口百恵【青い果実】
リリーズ【好きよキャプテン】
郷ひろみ【花とみつばち】
天地真理【ひとりじゃないの】
南 沙織【ともだち】
大木康子【ひとりぼっちのDimanche】


何といっても、五月ですからねぇ・・・
なんというか、風が吹き抜けてゆくような・・・
爽やかな曲が浮かんできます
それと、何と言っても、五月は薔薇の季節・・・
薔薇がテーマになっている曲を思い出します

●安奈 淳【白ばらのひと】
これは、あのベルサイユのバラの挿入歌・・・
『朝風に揺れる後れ毛みせながら・・・♪』

●大木康子【ひとりぼっちのDimanche】
これはですね・・・
原田康子さんの短編で、【廃園】という作品があるのです
主人公は、倦怠期を迎えた主婦
この女性が、自宅の薔薇の花の手入れをしているところから
物語が始まります(・・・内容は、やはり『愛の不条理』です・笑)
この作品を、題名の違うTVドラマで演じたのは、
岩下志麻さん
そのテーマソングになったのが、この曲です
相手役の青年は誰だったのか・・・
思い出せません・・・
どなたかご存知ないでしょうか・・・
シャワーを浴びた後の、けだるい午後に聴きたいお洒落な曲
ちなみに大木康子さんは、シャンソン歌手です♪

●寺尾聡【ルビーの指輪】
これは一見、季節はずれのようですけれど
26年前のゴールデンウィークの頃、よくラジオから流れていました


・・・例により、徒然に増殖中・・・♪



追記・・・大木康子さんのドーナツ版を改めて見てみたら
主題曲になったドラマは、【花が降る午後】の映画と判明!
(何で、私、レコードを持っているんでしょう
映画観に行ったんだったっけなぁ・・・)

そして、ブログの読者さんである【ベイブママ】さんが
探し出して下さったサイトより、原作が【廃園】の主題曲は、
森山良子さんの【さよならの夏】だったことがわかりました
MIDを聞いてみたら、間違いないです!
はい、これが、主題曲でした
この曲も、大好きな曲でしたよ♪
そして、その問題の相手役さんは、
【織田あきら】さんという方らしいのですが、お顔は思い出せません

でも、これで永年のもやもやが、やっとすっきりしました

ベイブママさん、ご協力ありがとうございました!!

posted by マロニエのこみち・・・。 at 23:41| Comment(16) | TrackBack(1) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

「あぁ旅愁・・・津軽海峡冬景色」

今日もいつものごとく、
いくら頑張っても減らない山積みの仕事に取り組みながら
いつものごとく、ラジオ放送を聴いていた・・・

番組の中で、
『有名な曲を、二、三人の別の歌手が歌い、
当選したら、お米券が当たる』
というコーナーがある
二人は楽勝でわかっても、一人だけわからなかったりして
なかなか難しかったりする

今日の出題曲は、【津軽海峡冬景色】だった
歌っているのは、二人の男性歌手
一人目の、最初の歌の出だしを聴いた時点で、
すぐに【五木ひろし】さんであることはわかったのだけれど
そのあまりの歌の素晴らしさに、鳥肌・・・
関西で言うところの【寒イボ】が立ちそうなほどの
すごい感動を覚えてしまった・・

【石川さゆり】さんは、お着物の着こなし方や、
なんとなく滲み出てくるお人柄のようなものは好きなのだけれど
この方に限らず、高音域の、女性の歌う、それもこてこての演歌
・・・と言うものが、どんなジャンルの音楽も聴く私なのに、
実はちょっと苦手なので、この曲の良さも、
今日まであまりわからなかったというより興味もなかった

でも、今日の、この五木さんの歌・・・
バックは、アコースティックギターのみ
一つの歌が、アレンジでどれだけ変わるかと言うことを
今更ながらに感じてしまった

どういうものを演歌というのか、その定義はよくわからない
【美空ひばり】さんや、【ちあきなおみ】さんは好きだけれど
あの方たちを、演歌歌手と思ったことはない

もしかしたら、演歌と言われる種類の歌の原点は、
【流し歌】のようなものになるのだろうか
流し歌なら、別段、嫌でもない
五木さんも、売れない時代は、
【流し】のようなことをしていたと聞いた事があるけれど
その原点に触れるような歌だったからだろうか

そして、その歌を聴きながら、浮かんできたのは
不思議なことに、津軽ではなくて、
東尋坊や内灘の、あの悲しげな日本海の風景・・・

やはり、福井のご出身であるからなのだろうか
福井ご出身の五木さんが歌うと、津軽の歌なのに、
東尋坊が浮かんでくるのは、何故なのだろう・・・

歌がこんなにその人自身を表現するものだということに驚いた
今まで、五木さんの歌は聴き流していたと思うのだけれど
さすがに、こういうのを実力って言うのかな・・と
改めて認識してしまった

そして、歌を聴きながら、あの懐かしいような寂しいような、
複雑な思いを持つ、碧色の飲み込まれそうに荒れた
日本海の風景を見てみたいなと、
旅愁のようなものが溢れてしまった
これも、やはり、連休が近いせいなのかもしれない・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 19:54| Comment(18) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・春うらら編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・春うらら編】

さて、あなたは何曲歌えますか???


黛じゅん【霧のかなたに】
中村晃子【虹色の湖】
小川知子【初恋のひと】
ピンキーとキラーズ【涙の季節】
由紀さおり【夜明けのスキャット】
ピーター【夜と朝のあいだに】
坂本九【レットキス(ジェンカ)】
ザ・タイガース【花の首飾り】
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ【ブルーシャトー】 
いしだあゆみ【ブルーライトヨコハマ】
倍賞千恵子【さくら貝の歌】
南こうせつ【夢一夜】
田山雅充【春うらら】
南沙織【人恋しくて】
ガロ【公園通り】
加藤登紀子【帰りたい帰れない】
森田公一とトップギャラン【乳母車】
山口百恵【春風のいたずら】
山口百恵【伊豆の踊り子のテーマ】
浅田美代子【赤い風船】
岩崎宏美【すみれ色の涙】
岩崎宏美【春おぼろ】
沢田研二【カサブランカ・ダンディ】
内田あかり【浮世絵の街】


なんとなく、色のついた曲が聴きたくなります
それと、ウキウキ弾むような曲は、まだ早い・・
なんとなく、けだるい曲、ドラマティックな曲、
そして静かな曲が聴きたくなります
そして、春は曙・・・
夜明けを感じる曲が聴きたくなります

例により、徒然に増殖中・・・♪

posted by マロニエのこみち・・・。 at 11:20| Comment(16) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

「CMソングとお化粧のこと」

昨日の続き・・・
昭和歌謡、早春編・・・

やはり、この季節の一番の楽しみが、化粧品のCMソングだった
今のように、中高生からお化粧をする子など、
まだほとんどいなかったから、
初めてお化粧したときのことは、本当によく覚えている

最初はまず、POLAの販売をしていた知り合いの小母さんからの
頂き物であったピンクの口紅と、ブルーのアイシャドーを
薄くのばす程度だった

その後、化粧の楽しさを覚えた頃の流行歌が、
最初に挙げた、竹内まりあさんの【不思議なピーチパイ】

あのCMでデビューしたマリアンさんに、
当時、似ていると、よく言われたので、
私もピーチパイ色のリップを買って、
鏡の前で、永いことポーズを取って座っていたものだ
髪も伸ばし始めていて、ちょうどあのときのマリアンさんの
ふわふわの髪型によく似ていた

休日の、服のショッピングも楽しかった
あの頃買った、そして好きだった服も、妙によく覚えている
そして、一通り買い物などをした後で、映画を観に行ったり
散策をしたりしたものだった

毎日の生活はつまらなかった
本当に、辛くてどうしようもなかった
でも、化粧をし、きれいに着飾ることで気が紛れた
だから今、当時を振り返れば、つまらなかったことよりも
何もかも新鮮で、何かに浮き浮きした、良い記憶だけが
懐かしく蘇ってくる・・・

二番目の矢野顕子さん【春咲小紅】も、春の化粧品のテーマソング
春には春らしく、煌びやかで軽快なテンポの曲が・・
そして、夏には躍動的な曲が・・・
秋は、大人びたシックな曲が・・・というように、
あの当時の、昭和の化粧品のCMソングは、本当に輝いていた

CMソングの流行と共に、新しい化粧品を知るのが楽しく
なんだか浮き浮きとして、お店に行った
サンプルや、花椿の小雑誌を頂いたり、秋の景品に向けて
スタンプを集めるのも楽しみだった
時々は、ちょっとドキドキしながら、
百貨店の化粧品売り場で、メイクをして頂いたりするのも楽しかった

化粧品のCMソングのヒットを、あまり感じなくなった頃に
私の化粧熱も、冷めてきたような気がする
もちろん、今でも化粧はしているけれど
以前に比べて、かなりの引き算メイクになった

プロのアーティストさんに、メイクをして頂いたことがあったけれど
え?こんなのでいいの?というほど、あっさりと仕上げて頂いた
私の顔は、作りすぎると舞台メイクのようになるので
色も薄め、軽いめの方がいいということなのだった

そういえば、少し前の韓国映画などを観ると
あのチャングムの、イ・ヨンエさんが、
別のドラマで、多分その当時の流行であった
真っ赤な口紅を塗っていたりするのだけれど
ああ・・この人も、素顔メイクのほうが似合う人だなあ・・・
と、つくづく思った

今、化粧品のCMは、何が流行しているのか思い出せない
少し前に、資生堂が発売したシャンプーのCMの
SMAPの曲くらいしか思いあたらない・・・

先日の、誕生日の日のコメントでも、歳を取ることは悪くない・・
という意味のお言葉をたくさん頂戴した
私も、そう思っている

でも、あの若き日の、何もかもが輝いて見え
何もかもが新鮮だったあの感覚
太陽も、風も、水も全てが、私を輝かせてくれるような
まばゆいようなあの感覚は、
残念ながら、もう、今の私にはない・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 01:55| Comment(20) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

「恒例♪昭和歌謡アルバム・・・早春編」

この季節、聴きたくなる、歌いたくなる♪
私、マロニエのこみち・・・。が、独断と偏見で選ぶ
ロマンティック&ノスタルジックな昭和歌謡史に残る名曲の数々・・・
題して、【こんなアルバム、あったらいいのに・・・早春編】

さて、あなたは何曲歌えますか???


竹内まりあ【不思議なピーチパイ】
矢野顕子【春咲小紅】
南沙織【春の予感】
久保田早紀【異邦人】
ゴダイゴ【ガンダーラ】
渡辺真知子【迷い道】
ガロ【ロマンス】
松山千春【旅立ち】
イルカ【なごり雪】
山口百恵【美・サイレント】
荒木一郎【梅の実】
沢田研二【カサブランカ・ダンディ】
郷ひろみ【小さな体験】
小柳ルミ子【花のようにひそやかに】
桜田淳子【花物語】
森昌子【中学三年生】
舟木一夫【高校三年生】
藤山一郎【青い山脈】
原田知世【愛情物語】
キャンディーズ【微笑がえし】
山口百恵【いい日旅立ち】
ささきいさお【宇宙戦艦ヤマト】
荒井沙知【もう頬づえはつかない】
桃井かおり【バイバイララバイ】
・・・徒然に、追加増殖中・・・♪(笑

posted by マロニエのこみち・・・。 at 03:28| Comment(28) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

「ムード歌謡と夜の街」

普段聴かない時間帯にラジオなど聴いていると
懐かしのメロディの特集があったりして
ついつい聴き入ってしまう

特に昭和のある時期のムード歌謡・・・
よろしおすなぁ・・・
うちの母が泣いて喜びそうな裕次郎特集とか・・・
先日記事にしたようなご当地ソングとか・・・
藤圭子さんの【京都から博多まで】を聴いていたら、
福岡に私が行くと、いつもこの歌を歌ってくれた課長を思い出した
私はお返しに、【京都慕情】とか【雨の御堂筋】を歌ったものだ

学生時代、普段のアルバイトだけではお金にならないので
パーティーコンパニオンをやったことがある
あの当時、二時間で4000円
立食パーティで、美しいロングドレスを着て、パンプスを履き
特に会話もしなくてよい
ただ、にこやかに、ドリンクや食べ物のサービスをすればいいのだ
行くホテルも、確かなところばかりで安心だったし
時間がまちまちで、時には遠方のホテルまで遠征があったので
その交通費や手間を除けば、割のいいバイトだった

あのアルバイト先で、昼間は女子大生なのに、
夜は祇園町で、ちいママのようなことをしている
占いにやたら詳しくて頭のよい、少し細木●子さん似の
不思議な女の子と知り合った
なぜか私のことを気に入ってくれたようで、
時々控え室などで、話しをするようになった

ある日、その子に誘われて、ただ座っているだけで良いからと、
その子が勤めている祇園の店に行ったことがあったのだけれど
何でも有名企業の社長がオーナーであるラウンジだとかで
こじんまりした店ではあったけれど、
たぶん、恐ろしく高いお店だったのだろう
あるときは、芸妓さんが来られることもあって
ただ圧倒され、見ているだけだった

結局、私はどちらかと言えば、居酒屋か、
立ち飲みバーのカウンターの方が性に合うタイプなので
数回行って、もう行くのは諦めたけれど
店が終わってからその子が連れて行ってくれたバーで
シャンソンの【オルガ】を思い出すような
黒づくめの年老いたクラブ歌手の歌を聴いたり、
そのラウンジに常勤していたその道のプロである女性達の、
色んな過去や人生を垣間見た
あれも、貴重な体験だった
あの女子大生は、今、どうしているのだろうか・・・
丹後地方の、元は庄屋の娘だと言っていたから
優秀な成績で卒業し、何事もなかったかのごとく家庭に入り、
普通の良い奥様になって、子育てなどに励んでいるのかもしれない

また、そのラウンジにいた、プロのホステスさんである
同い年の女の子とも友達になった
バイトを辞めてからも、誘われて、その子の家に遊びに行った
小さな部屋だったけれど、部屋はとてもいい匂いがして好きだった
彼女は、埼玉の大宮の出身で、駆け落ちで電車に乗り、
たまたま降りた京都の町が気に入って、
居ついてしまったのだと言っていた
その店のオーナーの息子さんと、叶わぬ恋をしていて、
誰にも言えないその恋の話を、その部屋で聞かされたりした
他にも色んな曰くを持っていそうだったけれど
マリリン・モンローに傾倒していて、歩き方もモンローで
大信田礼子さんにも似ている個性的な彼女が好きだった

中学でははみ出し物で、中退し、
その後、夜の仕事に就いてしまったので
いわゆる普通に、学生時代を送ったことがない
彼女も私といると、普通の女の子に戻れたようで
楽しいのだと言っていた
お店で着るドレスを作ってあげたり、
時間が合えば一緒に珈琲を飲んだりして
しばらくは楽しいお付き合いが続いたのだけれど・・・

ある頃から、ちょっと危ない年下の男の子と
付き合うようになったと思っていたら、
ぷっつりと連絡が取れなくなってしまった・・・

あの頃、夜の巷で、そしてそのラウンジでよく流れていたのは・・・
【釜山港へ帰れ】【そんなヒロシに騙されて】【居酒屋】【赤いグラス】
【星の砂】【氷雨】【ブランデーグラス】・・・

これらの歌をそっと口ずさむと、あの足元を吹き抜けてゆく
底冷えの京都の寒さと、ヒールを履いた足の痛さと、
情に厚く優しかった女性達のことを思い出す・・・
いつか、こんなことなどを、文章にしたいなと思いながらも
私の青い時代は過ぎて、こんなブログの独り言でお茶を濁している・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 12:43| Comment(14) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

「長崎は今日も雨だった…ある営業さんのこと」

大晦日は、観たい番組もみつからず
結局【紅白歌合戦】を途中から観ることになった
個人的にうれしかったのは、クールファイブの
20年ぶりの再結成を観る事ができたこと
内山田洋さん追悼のため、前川清さんがかつてのメンバーに
声かけをしたとのことだったけれど
一夜限りの再結成の喜びと、緊張感に溢れた良い舞台だった

クールファイブの思い出は、ここに記事にしていたが、
この営業さんは、主人と同じ歳だった
東京で過ごした学生時代、アルバイト先の松坂屋の布団売り場で
デビューしたばかりのクールファイブの
【長崎は今日も雨だった】のBGMを、毎日のように聴いたのだという
私は当時、小学2年
大人になってからと違い、この頃の11歳違いの差は大きい

この歌で思い出す人がもう一人いる
それは最終職歴となったメーカーで、
いつもコンビを組んでいたYさんである
総勢50人以上いる部の中で、営業さんの数は約半分
その中の誰かが見つけてくる物件を獲得するために、
4人のデザイナーが、いつも誰かとコンビを組んだ
Yさんは、普通の営業さんのように、口で勝負するタイプと違い
いわゆる見た目と人格で仕事を拾ってくる珍しいタイプの人だった
口はどちらかと言えば重いので、
コンビに選ばれるのは、いつもこの私だった

一緒に、開拓先の企業に行き、
その企業用に描いたユニフォームのデザインの説明などを
担当者に一通りする
説明の後で、私がYさんの方を見て、『そうですよね、Yさん』と振ると
『そうです』と一言頷くのである
その一言の重みと言ったら・・・
相手の人は、この人なら・・・という信頼感を持ってしまう
それで契約がずるずると決まってゆくと言う、実に不思議な人だった

背は、ヒールを履いた私とそんなに変わらない
いつもグレー系の地味目の渋いスーツを着こなしている
メガネをかけて、少し小太り
少し天然のウエーブのある黒い髪を七三に分けている
丸顔で目が大きくて、実直そうでありながらも、愛嬌がある
私が入社したときも、『こんな人と仕事がしたいな・・・』
思わずそう思ったが、結果、最終的に名コンビ(迷コンビ?)として
いつも連れあうこととなった

例えばそのまま白衣を羽織り、製薬会社の研究室に立っていたり
田舎の小さな小学校の教壇に立っていたり、
会津辺りで甲冑をつけて、古武士になっても似合うような雰囲気もある

大学も、大阪の公立の、普通では出られないような
優秀な学部を卒業している
『なんで、Yさんは、この会社に入られたのですか?』
と、不思議になって聞いてみたら
お兄様が、とある百貨店の社員だった
就職試験を受けるとき、お兄様から、
こういう良いメーカーがあるよ・・と教えてもらった
そして受かったのでそのまま入社したのだと言う
『受かるまで、アパレルが何するとこか、知らんかったんや〜』
こんな無頓着で無欲なところが、いかにもYさんらしかった

同じ階にいた営業事務の女子社員から、一番モテたのもYさんだった
若い女子社員皆が、Yさんの周りに集まり、YさんYさんと世話を焼いた
バレンタインには、当然、一番たくさんのチョコが集まった

そんなある日、こんなのどかな部内にも、
一気にリストラの波が押し寄せてきた
経営を立て直すため、東京から配属された手腕家の部長が
見せしめのためか、まず白羽の矢を立てたのが、
他でもないYさんだった
勤務年数が永いだけ、背負っているものも大きかったのだろう
営業畑で数十年も君臨したYさんが新しく配属されたのは
流通センターの守衛という、本人にとっては、最も屈辱的な部署だった

その送別会の日・・・
事務職の女の子は、皆が声を出しておいおい泣いていた
女性社員代表で挨拶を任された私も、最後は声にならなかった
和気藹々、日夜同じ釜の飯を食べてきた営業さん達も
明日はわが身の緊迫感と、寂しさを隠せない涙涙の送別会・・・
その二次会で、Yさんが歌ったのが、十八番であった【襟裳岬】と
この【長崎は今日も雨だった】なのである
いつも温和なYさんだったが、この最後の歌は熱唱だった
Yさんと私は20歳違い
この歌が流行っていたとき、Yさんは、入社4年目で、
未来への希望に燃えていた頃ではなかっただろうか
歌いながら、Yさんの脳裏に浮かんだのは、どんな思い出だったのだろう

Yさんは結局、その部署で、穏やかに定年を迎えられたが
残されたその後の部は、益々リストラの波が激しくなって、
緊張感の漂う職場となった

『今思えば、Yさんは、ええときに変わらはりましたなあ・・・』
『Yさんが羨ましいわ・・』
『やっぱり、Yさんほどの人徳者はいまへんなぁ・・・』
Yさん不在となった後、営業さんたちがいつもつぶやく言葉だった

今年も届いたYさんの年賀状・・・
見覚えのある字で、その後定年を迎えられた当時の同僚達と
遊びに行ったことが、楽しそうに綴られていた

Yさん・・・
Yさんも、あの懐かしいクールファイブのコーラスを聴かれましたか?

posted by マロニエのこみち・・・。 at 10:35| Comment(14) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

「相撲とお酒、珈琲と陽水と・・・」

今年最後の大相撲も、千秋楽を終えた
先日は、ゲストに福岡のご出身である黒木瞳さんが出演されていて
画面に華を添えていらした

まだ会社に在籍していた頃、色んな街を訪れたけれど
何故か、寒い冬に寒い地域、暑い夏に九州や沖縄に行くことが多かった
しかし、数年前のこの季節、珍しく寒い時期に福岡を訪れたとき
営業さんのコネで、相撲部屋の宴会に参加する機会を得た
隣に座られたのは、小さい頃に現役時代を拝見していたある親方で
四股名を言えば、どなたもご存知だと思うけれど
とても紳士的な方で、出されたボジョレーヌーボーの薀蓄や
その他色んなお話を聞かせていただき、本当に楽しかった

福岡に行けば、お酒がいつも付き物で、まずは部署の仲間と宴会
その後、スナック又は小料理屋、そして最後は屋台になる
湯気の立ち上る福岡の屋台
あの大らかな独特の雰囲気は、今も忘れられない
楽しいと、ついつい付き合いがよくなってしまうのが私の悪い癖で
同席させられている新入社員が、早く帰りたいので閉口し
『●●さん、断る勇気を持ってください』と、冗談交じりに懇願された
でも、断れないんだな・・悪いけれど・・・(笑
深夜にホテルに帰り、翌朝はそのまま鹿児島に飛ぶことが多かった

そんなある朝のことである
少し二日酔い気味のぼんやりとした頭を醒ましたかったので
早めにホテルを出、喫茶店を探した
その付近には、案外店が少なくて
やっと見つけたのが裏通りの殺風景な店だった

入ると、他に客はいない
カウンターの中で、中年のマスターが、静かに珈琲を立てている
幸い香りが芳しく、新聞を手に、適当な席に座った
朝食をとるため、モーニングのセットを注文した

その日は、静かな雨・・・
店を探している途中、冷えてきた身体を、
店の湿った空気が少しずつ温めてくれる・・・

運ばれてきた珈琲を口に運ぶ
焼きたての芳ばしいトーストの、バターの甘い香りが心地よかった
静かに静かに、ぼんやりとした頭で昨夜の出来事などを反芻しながら
BGMに聴こえるのは、多分マスターが編集したらしい
井上陽水の、懐かしい曲だった

【傘がない】【氷の世界】【人生が二度あれば】【東へ西へ】・・・
それまでそれほど陽水の歌を、格別意識したことはなかったけれど
そのときのシチュエーションは、きっと完ぺきだったのだろう
あんなにも、あの歌声が、心に沁み込んできたことは今までなかった

あれ以来、陽水って、いいなぁ・・と思うようになり
また悪い収集癖が芽を出して、色んなCDを聴くことになる
いつ聴いても、あの世界は独特だし好きなのだが
あのときの、あの朝の、あの雰囲気を、味わうことは、もう二度とない
偶然見つけたあの店を、探すこともできないだろうし
ましてやあの博多の街に、深夜の屋台に、相撲部屋の宴会に
行くことも、飲むことも、この先、きっとないだろう・・・

一期一会
いよいよ師走の声を聞くこの季節に
活気と静けさを体験できた、いにしえの日々が懐かしい・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 01:33| Comment(16) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月04日

「セーラー服と機関銃」

秋の新番組、何か、ご贔屓の番組はありますか?
私はとりあえず、金曜はTVデーです
9時からの【家族】10時からの【セーラー服と機関銃】
・・・(セーラー服・・107さん、萌え〜〜?笑)

【家族】は、渡哲也さんと竹野内豊さんという
シブいお2人の競演というのは、とりあえず観てみたいです
【セーラー服】は、歌手はともかく、懐かしの歌を聴きたいのと
堤真一さん目当てで観ております・・・
(堤さん・・・萌え〜〜〜!)
・・・って、こんな使い方はしないんですかね???


セーラー服に関しては、現実離れした話なので、
昨日のような内容でも、まさか泣いたりはできませんけど
ついつい観てしまいます
そして、【芋たこなんきん】【チャングムの誓い】
とりあえず、観ているのはこの4本です


で、ここからは、例の如く、回想のコーナー・・・
【セーラー服と機関銃】・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


1981年に発表された映画は、TVでしか観ていないけれど
あの主題曲はとにかく懐かしい・・・

銀行を辞めた次の日から、通い始めた喫茶店のアルバイト先は
BGMに、歌謡曲の有線放送を流していたのだが、
あの当時、映画も大ヒットしたせいか、
薬師丸ひろ子の歌うこの曲も、とにかく頻繁にかかっていた

10月1日からバイトを始め、
1ヶ月を経過した、約四半世紀前のこの季節・・・
朝は、そのBGMのかかる四条東洞院の小さな喫茶店
夕刻からは、三条河原町のおおきな古い喫茶店で
ウェイトレスの、掛け持ちのアルバイトをしていた

朝のバイト仲間とは、
素人の集まりばかりで気楽に付き合えたのだけれど
三条の大きな喫茶店は、
ウェイターやウェイトレスを本業とする人も多く、
店も大きく、人も多く、決まりことも多かったので馴染めなかった
また、慣れない上に、立ちっぱなしの掛け持ちの仕事は辛く
帰る頃には、くたくたに疲れていた

秋の深まりと共に、孤独であることの寂しさも身に沁みてきて
翌年から予定している学校の入学までには
まだ半年もあるわが身のことが、何もない、何物でもない、
たった一人の、ちっぽけで頼りない
秋風に飛ばされている枯葉のように思えていた

とにかく、人恋しくてたまらなかった
疲れているのに、四畳半の暗い部屋に帰りたくなくて
木屋町の畔の、四条通りに面した【アサヌマ】という、
改装前の狭い店に、深夜、珈琲を飲みに立ち寄った・・・
帰り道、開いている店はこの店くらいだったからだ

当時はフリーターという名前もなかった
今でなら、ニートというのだろうか
だから、ニートさんの気持ちがどういうものなのか
多少なりともわかる気ではいる・・・

そんな折、朝のバイト先のモーニングラッシュが終わり、
入れてくれた珈琲を飲みながら、カウンターに腰掛けて
一息つきながらぼんやりと聴くBGMの有線放送で
このセーラー服と機関銃がよくかかっていたのだった
そして更には・・・

中島みゆき【悪女】近藤雅彦【ぎんぎらぎんにさりげなく】
増田けい子【すずめ】大貫妙子【黒のクレール】
柏原芳恵【ハロー・グッバイ】石川ひとみ【まちぶせ】
堀江淳【メモリーグラス】CHAGE&ASKA【万里の河】
五輪真弓【恋人よ】雅夢【愛はかげろう】
浜田省吾【片思い】村下孝蔵【踊り子】
などなど・・・

短調で物悲しい曲ばかりが流行っていたような気がする

微かな希望と、不安さで溢れていたあの頃だったが
今この曲を聴けば、あまりにも懐かしい
あの曲、あの店、一人で飲んだ珈琲の味・・・
全てをひっくるめて、若かったあの時代も自分自身も
全てのものが、愛おしくてたまらなくなる
こういうのを、やはりナルシシストというのだろうか・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 00:54| Comment(14) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

「青春、麗しの70年代etc…」

今朝、登園の帰り、近所のスーパーに向かって歩いていると
伏工の女学生が、道端に立ち止まって、ふくらはぎに何かを塗っていた・・・

あ〜!あれは懐かしの【ソックタッチ】!

先日も、電車の中で、おもむろに鞄の中から取り出して
白いソックスを止めつけている女子高生を見かけたところだった

ついこの間まで、中高生のソックスは、ほとんどが白のルーズソックス
あれを履いて、集団でゾロゾロと歩いている姿は、
完全に見慣れるまで、一種異様なものだった
あの流行も、やっと鳴りを潜めたのか、最近見る女学生のほとんどは
ピッチリとした紺のハイソックスか、白のクルーソックスである

私の懐かしき女学生時代は、決まりごともあったけれど、
基本は白のクルーソックスで、リブの部分にラインが入っていたり
ワンポイントの刺繍くらいは、許されていたと記憶している
今のように、ラルフのソックスを履いている子など、いなかったなあ…

中途半端な長さのソックスをビシッと止めつけるために
【ソックタッチ】は必需品だった
発売されたのも、あの頃だったのではないだろうか
そう思えば、あれもかなりの長寿ブランドである・・・

・・・などと思いながら、何気なく検索してみると
【くまのプーさんソックタッチ】【ミッキー&ミニー ソックタッチ】
【グリーンアップルの香り付き】などなど・・・
肌に優しく粘着力もUPなど、性能も充実し、
おまけにデザインも、可愛いものが出ているようだ
私の頃は、一種類しかなかったなぁ・・・

ソックタッチ=白いソックス=青春といえば、私の中では、
やはりこの曲
しかないんだなぁ・・・
リリーズ『好きよキャプテン』
リリーズとは、双子姉妹の美人デュオで、私と歳も、多分同じだったと思う
この切ない曲を聴けば、甘酸っぱい青春が、胸いっぱい溢れてくる

で、クリックすると、

作詞 松本隆
作曲 森田公一


なるほど!
両氏の共作であれば、名曲でなければおかしいはず
そして、私の琴線に触れるはず・・・
何故ならば、実はこの私、【森田公一とトップギャラン】の
アルバムのコレクターだったのである

森田公一さんといえば、『スター誕生』の審査員のお一人で
自らもバンドボーカルを担当され、『青春時代』は、
ほとんどの中高年の周知の歌・・・
でも、『青春時代』が、代表曲
これしかないように言われるのには、かなり抵抗がある

一時期、何か恥ずかしくなり、トップギャランフリークであることを
封印していた時期があったが、この時代の胸キュンとなる歌謡曲のほとんどは
森田公一、都倉俊一、筒美京平を代表とする素晴らしい作曲家の作品だった
また、当時を代表するアイドル、天地真理、桜田淳子の曲は、
ほとんどが森田さんのご担当だった

主に、60〜70年代の歌謡曲
なんでこんなにいいのだろうか
この種の歌に対し、まるでB級グルメに似た扱いをする人を、
どうも私は許せないナ
あれがあって、これがあって、でもやはりこれがなくっちゃ…
という想いが、この時代の歌謡曲なのである

森田公一さんのことは、話しても話し足りないけれど
『時代遅れ』『あの鐘を鳴らすのはあなた』の作曲家だといえば、
そのすごさを少しはわかって頂けるだろうか

ポプラの木の下に広がるクローバーの絨毯
テニスボールが弾ける音、図書館の古本の匂い・・・
ああ・・・懐かしの学生時代・・・!なのである

posted by マロニエのこみち・・・。 at 22:25| Comment(22) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

「CD棚の風景・愛と青春のヒットストーリー1979」




今日は、3月以来久しぶり、このシリーズ
手持ちのJポップCD、60年代後半から、80年代にかけての
【愛と青春のヒット・ストーリー】のご紹介と、
それにまつわる懐かしの物語…



 1.異邦人/久保田早紀
 2.魅せられて/ジュディ・オング
 3.しなやかに歌って/山口百恵
 4.マイ・レディー/郷ひろみ
 5.テクノポリス/YMO
 6.SACHIKO/ばんばひろふみ
 7.君の朝/岸田智史
 8.春雷/ふきのとう
 9.モンロー・ウォーク/南 佳孝
10.男達のメロディ/SHOGUN
11.合鍵/五輪真弓
12.よろしかったら/梓みちよ




当時の私は、大阪と京都の中間に位置する、新興住宅街にある
銀行の寮から京都まで、往復、電車で通勤していた
わりと厳しい難関を抜け、意気揚々と入社したものの、
一ヶ月も経つと、そこが自分にとって不毛の場所であることを
確信してしまった私は、かなり不機嫌な気分で梅雨の時期を過ごしていた・・・

休日の朝は、決まって同僚3人が、近所のスーパーでの買物を誘いに来た
まだ、民家の間には田んぼも残っていて、
穏やかで生暖かい初夏の風が、新緑を撫でて通り抜けた
隣の小学校から立ち上る子供の歓声・・・
職場の話しをする同僚の故郷訛りのある言葉・・・
歩く道すがら、用水路を流れる水の音・・・
心地よいはずのものまでも、全てが憂鬱の対象だった

スーパーでの買物などしたくもなかった
が、しかし、お給料もまだ少なかったことだし、仕方なく
その中でも、少しはましな服を選んでは、買ったりもした
でも、そんな安い買物でも、ちょっとした気晴らしの役には立った

そんな時、ダイエーの売場の、BGMに流れていたのが、これらの曲だった・・・
岸田智史の【きみの朝】は、特に印象に残っている
物憂い心を撫でるような、優しい曲が心地よかった・・・

あんなにも言いようのないほど、憂鬱な日々だったのに、今聴くと、
懐かしく切なく、そして、心地よい気分になれるのは何故なのだろう
多分それは、私があまりにも若かったから・・・
煩わしいと思いながらも、一緒にいた同僚たちが
皆、優しい人達だったから・・・
触れるもの全てが新鮮で、流行り歌も、暖かい風も、
意識とは別のところできっと五感が心地よく感じていたのだろう・・・

こんなことを思い返すと、やはり、若さとは
素晴らしいことなんだと、つくづく思う
もう一度戻りたいとは思わないし、戻れるはずもないのだが・・・



【1979年の主な出来事】
●三菱銀行北畠支店猟銃事件●英国、サッチャー、首相就任
●広島東洋カープ30年ぶりの優勝●ウォークマン発売●五木寛之『四季・奈津子』
●マザーテレサ、ノーベル平和賞受賞

●その他のヒット曲
『YMCA』『夢追い酒』『おもいで酒』『北国の春』『ガンダーラ』
『いとしのエリー』『セクシャル・バイオレットNo.1』『チャンピオン』
『HERO〜ヒーローになる時、それは今』

●映画
『戦国自衛隊』『地獄の黙示録』


追記・・・これは、昨年の【ちょぽの手作り日記】を修正加筆したものです

posted by マロニエのこみち・・・。 at 21:20| Comment(8) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

「CD棚の風景・愛と青春のヒットストーリー1968-70」



今日は、70年代の幕開け
1968年〜1970年



 1.時には母のない子のように/カルメン・マキ
 2.白いブランコ/ビリー・バンバン
 3.空に星があるように/荒木一郎
 4.知床旅情/加藤登紀子
 5.秋でもないのに/本田路津子
 6.亜麻色の髪の乙女/ヴィレッジ・シンガーズ
 7.花と小父さん/伊東きよ子
 8.禁じられた恋/森山良子
 9.オリビアの調べ/フォーリーブス
10.夜と朝の間に/ピーター
11.もう恋なのか/にしきのあきら
12.雨がやんだら/朝丘雪路

もう、40年近く、前の歌だというのに
今でも、ほとんどの方が、現役でご活躍されている
なかでも、息子さんと共演されている、森山良子さん
これは、かなり素晴らしいこと・・・

カルメン・マキさん
歌を聴いていて、もしこれを私が歌ったら
そっくりさんかもしれないと思った
前に、百恵さんの『乙女座宮』を歌ったら
本物みたいだと言われた事があった
そう思って聴いてみると、カルメン・マキ&百恵さんの声はよく似ている
骨格が似ていると、声も似るというが、どうだろうか・・・

荒木一郎さん、加藤登紀子さんは、とても好きなアーティスト
だから、あえて今日は、書かないことに・・・
前にも、何度か書いている

7.花と小父さん/伊東きよ子

メルヘンティクな、可愛い歌だ
あとりえの前のお家のご夫婦
今は、他所で、【人生の楽園生活】をなさっている
まだ、住まれていた頃、小父さんが、よく家の前に
鉢花を植えて水やりをされていた
そして、花が咲くと満足そうに、何度も頷きながら花を眺めていらした
これが、華やかでゴージャスな花なら物語にはならないのだが
見た目、とりあえず、植えています・・・というような
いかにも伯父さんの花らしく、一見しょぼい花(すみません!!)で
それでも、丹精こめて育てておられるところが、なんとも可愛くて
素敵で、好感が持てるのだった・・・
同居している母は、周りに感知しないマイペースなB型だが
何故かこのことに気がついていたようで、伯父さんの姿を見ると
『また、花を眺めてはった・・・』と笑いながら言うものだから
私達は、この歌を思い出し
『花と小父さん』と名づけていたのだった(笑)
しばらくは、残られた息子さんが、水やりをされていたが
最近、そういえば、花を見ない
きっと持って帰られたのだろう・・・



【1968年の主な出来事】
●日本初の心臓移植●川端康成氏、ノーベル文学賞受賞●小笠原返還
●3億円事件●マラソン円谷幸一選手自殺●霞ヶ関ビル完成
●サイケデリック●ラジオ深夜放送ブーム●映画『俺たちに明日はない』

【1969年の主な出来事】
●紀宮様ご誕生●東名高速道路開通●東大安田講堂学生占拠
●米宇宙船アポロ11号人類初の月面着陸
●その他の流行曲・・・
『ブルーライト・ヨコハマ』『長崎は今日も雨だった』
『フランシーヌの場合』『真夜中のギター』
●人気アニメ・・・
『ひみつのアッコちゃん』『忍風カムイ外伝』『タイガーマスク』
『ムーミン』『アタックNo1』

【1970年の主な出来事】
●赤軍派学生による日航「よど号」事件●日本万国博覧会開催
●三島事件●歩行者天国●サファリルック流行
●その他の流行曲
・・・『圭子の夢は夜ひらく』『走れコータロー』
●人気アニメ
・・・『あしたのジョー』『みなしごハッチ』『いなかっぺ大将』




このあたりのことは、かなりリアルに覚えている
何となく、暗さの漂う時代だった
この頃から、学生運動が活発になり
やがて始まるフォークの時代に繋がるのだろう
先日書いた『二十歳の原点』は、学生運動に参加した女性の日記であるが
善悪の議論は別にして、東大法学部で、
全学連の運動をしていた伯父を持つ私が
高野さんに興味を持っても、なんらおかしなことではない・・・


主人とは、11歳、年が離れていたが、三島事件のとき、私は小学生
彼は大学生で、金沢の下宿で、お腹空いた〜と寝転んでいたら
このニュースがラジオで流れてきたそうである
私は、万博のテーマソング、三波春夫さんの
『世界の国からこんにちは』に合わせ、
体育館で、バトンの練習をしていた

成人してからの10歳は、そんなに大きく感じないが
このようなことを聞くと、10歳の差はかなり大きい

春分の日は、やはり、夢に現れた
お盆と、お彼岸は、不思議なことに、いつも現れてくれる
目覚めた後、悲しさはなく、一日中、幸せ気分でいられる
だから、私は、この時期、魂が帰ってくるという言伝えを信じている

posted by マロニエのこみち・・・。 at 12:32| Comment(12) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

「CD棚の風景・愛と青春のヒットストーリー 1978」



今日は、70年代の後半1978年のヒットソング・・・


 1.プレイバックpart2/山口百恵
 2.微笑みがえし/キャンディーズ
 3.東京ららばい/中原理恵
 4.かもめが翔んだ日/渡辺真知子
 5.いい日旅立ち/山口百恵
 6.春の予感-I'Ve been mellow-/南 沙織
 7.この空を飛べたら/加藤登紀子
 8.林檎殺人事件/郷ひろみ&樹木希林
 9.失恋魔術師/太田裕美
10.さよならだけは言わないで/五輪真弓
11.ブルー/渡辺真知子
12.ハンダースの想い出の渚/ザ・ハンダース/span>

うん・・・
なかなかの名曲揃い・・・
好きな曲、たくさん入っています(笑)



●サンシャイン60完成●成田国際空港開港●宮城県沖地震
●京都市電廃止●江川卓『空白の一日事件』
●ピンク・レディー『UFO』日本レコード大賞受賞
●サザンオールスターズ、デビュー



特に、これと言った大きな事件もないようですね
京都の市電が廃止され、東京にも高層ビルが建ち、成田空港も開港し・・・
いよいよ近代化、幕開けの時代だったのでしょうか・・・
そうかもしれません 私も、こういう新しいものに刺激を受けて
憧れの強い時代でした
この記事は、以前、日記に書いたことがあるので
今日はこちらをリンクします


「70’のこと・・・A憧れ」

posted by マロニエのこみち・・・。 at 08:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

「CD棚の風景・愛と青春のヒットストーリー 1973」


今日も、昨日に引き続き
70年代初頭、昭和のアイドル歌謡&テレビ番組等
とっても軟らかく(笑)レトロな話題・・・
今日は、1973年・・・



2日にわたってドラマが放映された
【愛と死を見つめて】の大島みち子さんが
亡くなられて10年ほど経ったころ・・・

考えてみれば、まだ戦争が終わって、
28年しか経っていなかったのだ
昨日、取り上げた曲がテーマソングだったNHK朝の連ドラ
【藍より青く】も戦争未亡人の話であった

丁度、今、お彼岸だが、春秋の彼岸の中日、故郷、徳島では
巡礼の札所に、いつも賑やかに縁が出て、死者の弔いをしていたものだ
まだ、少し肌寒いのだけれど私達子供は、
リンゴ飴や、たこ焼きや、綿菓子など
普段食べられない屋台のお菓子が目的でいつもは行かない、
少し遠いお寺さんに、小遣いを貰って繰り出した

新しく買って貰ったワンピースにカーディガンを羽織ったり
あるいは流行っていたレイヤードルック・・・
白いカッターシャツに、赤の半袖セーターや毛糸のチョッキ・・・
(この頃、ベストとは、言わなかった・笑)
ボトムはジーンズ、又はセンターボックスプリーツのスカートなどで
ちょっと春らしいお洒落をし、嬉々として出かけるのだ・・・

御ふだに死者の名前を筆で書き、お水をかけてお納めする
私達が参っていた寺は、急なとても長い階段のある山の中腹にあった
階段の両側にぎっしりと並ぶ盆栽や、
雑貨や、乾物や
食べ物の屋台の傍らに
汚れた白い服、あるいは軍服のようなものを着て
手足を包帯で巻いたり、吊るしたり、松葉杖をついたりして
アコーディオンを弾いたり、何か書いたものを見せたりしている
子供の目には、とても怖い人たちがいた
こわごわ大人たちにその人のことを聞くと
あれは【傷痍軍人さん】と言って、
戦争で体が不自由になった人たちなのだが
ほとんどの人たちは、普段は普通に仕事を持って生活している
だから、あまりかかわってはいけない・・・
そんなことを話してくれた

でも、とても可哀相な人に見えるので、
あの箱の中にお金を入れなくてはいけないのでは・・・
と、思ったりもするのだが、とても怖くて近寄れなかった
故郷を離れてから、この行事に行くこともなくなったが、
もう流石に、こういう姿の人たちはいないだろう・・・

そういえば、月に一度くらいの割合で、
風呂敷包みに色んな雑貨や服をいれて、売りに来る小母さんがいた
セーターや下着などを買って貰ったりしたが
その人も戦争未亡人で、
同じ境遇の女性と、アパートで一緒に暮らしているのだと、
母やお祖母ちゃんが教えてくれた・・・

 
 1.色づく街/南 沙織
 2.裸のビーナス/郷ひろみ
 3.青い果実/山口百恵
 4.紅い風船/浅田美代子
 5.恋する夏の日/天地真理
 6.あなたに夢中/キャンディーズ
 7.学生街の喫茶店/ガロ
 8.落葉(LIVE)/よしだたくろう
 9.あの場所から/朝倉理恵
10.同棲時代/大信田礼子
11.浮世絵の街/内田あかり
12.他人の関係/金井克子


9以外は、ほとんど歌える・・(笑)
朝倉理恵・・・??
わからない 顔を見ればわかるだろうか?
青い果実/山口百恵 
つい口ずさんでしまう・・・(笑)
同棲時代/大信田礼子
同じく、こちらも・・・(爆笑)

大信田礼子さんといえば、松山容子さん主演の『旅がらす・くれないお仙』
・・・(爆笑←私も古いな・・・)
かなりインパクトのある、カッコいいミニの着物姿だった
でも、和製モンローの雰囲気で、剣術には向いてそうな感じでなかった
どことなく鈍そうで、運動神経がよさそうには見えないのであった(笑)
このかなり下手くそな、
ハスキーボイスの歌に、妙に惹かれてしまう(笑)

前に懐かしの番組で拝見したが、お母様の介護をされていらっしゃるということで
見た目も、この昔の私の印象を裏切らず、
『人のよさそうな、味のある、それなりに綺麗な小母さん』
という雰囲気になっていらした(笑)

それにしても、この2曲は、作曲が都倉俊一氏・・・
大信田さんとの会見のときは、
イメージがかなり悪かったが、曲はいい
超売れ筋の美しいメロディラインに惹かれてしまう

1973年(昭和48)の出来事・・・

●ベトナム和平●石油危機●金大中事件
●日航機ハイジャック●超能力ブーム●江崎玲於奈ノーベル賞受賞
●ベストセラー『日本沈没』●パルコ渋谷店開店●パブロ・ピカソ没
●吉永小百合(28)岡田太郎(43)挙式●山口百恵デビュー・・・

posted by マロニエのこみち・・・。 at 13:13| Comment(8) | TrackBack(0) | 懐かしの歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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